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執筆者の写真龍一 平澤

質問にお答えします。

「レコードプレイヤーを通すと針が飛んだり雑音が入り音が割れるのですが、針圧調整に問題があるのですか教えてください。」

回答

レコードプレイヤーで針が飛んだり、雑音が入ったり、音が割れたりする場合、針圧調整が原因である可能性があります。しかし、他にも考えられる原因があるので、以下の点を確認してみましょう。


1. 針圧調整

まず、針圧が適切かどうかを確認しましょう。針圧は、カートリッジによって推奨値が定められています。取扱説明書などで確認し、適切な値に調整します。

2. カートリッジの状態

 カートリッジが古かったり、摩耗していたりすると、音質が悪くなったり、針飛びが発生したりすることがあります。カートリッジの交換時期を確認しましょう。

3. レコードの状態

 レコード盤が汚れていたり、傷ついていたりすると、針飛びや音割れの原因になります。レコード盤をクリーニングするか、新しいレコード盤に交換しましょう。

4. ターンテーブルの水平

 ターンテーブルが水平でない場合も、針飛びや音質悪化の原因になります。水平器を使って、ターンテーブルが水平になっていることを確認しましょう。

5. その他

 上記以外にも、トーンアームのバランス調整や、アンチスケーティング調整などが適切に行われていない場合も、音質が悪化することがあります。

針圧調整の方法

針圧調整は、以下の手順で行います。

ゼロバランス調整

 トーンアームを水平な状態にし、針先がレコード盤に触れないようにします。この状態で、バランスウェイトを調整して、アームが水平になるようにします。

針圧調整

 針圧目盛りを0に合わせ、バランスウェイトを調整して、目盛りが推奨値を示すまで回します。

調整のコツ

 調整は少しずつ行い、音質を確認しながら微調整しましょう。

調整には専用のツールが必要になる場合があります。説明書を確認するか、販売店に相談しましょう。

 上記を確認しても問題が解決しない場合は、専門家に点検してもらうことをおすすめします。

以下に、参考になる情報源をいくつか紹介します。

お手入れと調整を正しく行うことで、レコードに秘められた素晴らしい音楽があなたを魅了することを願ってやみません。



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